レーザー・ソード

内容紹介

何という切れ味。やはりあの言い伝えは本当だった。伊藤は衝撃が殆ど無かったのと刀を抜く必要が無くなったのでそのまま、刀を山根に向け、あわてたのか目標の大きい腹のど真ん中を突いた。
刀は山根の腹に刺さったが豆腐にナイフを刺す様な何の手ごたえも無かった。
山根本人も刀ごと叩き折ってしまおうと振り下ろした木刀が、ほとんど衝撃がないまま木刀が三分の二程になったのにあ然とした。
その一瞬に伊藤が刀を山根の腹に突き刺したのだった。
自分の腹に刀が半分程刺さったのを山根は見た。そして自分で引き抜こうと柄に近い刀身の部分を右手で鷲づかみした。
その途端、親指を残して四本の指がバラバラとフローリングの床に散らばった。――普通の中年のおじさんがある日、レーザー・ソードを手に入れた。そして、極悪人たちをメッタ刺しにする快進撃が始まる！

著者について

岡山県玉野市出身
神奈川大学経済学部貿易学科1974 年卒業
岡山県体育協会( 玉野青少年スポーツセンター)指導員として勤務後瀬戸内海放送(KSB ヘルスクラブ)
チーフインストラクターから支配人となり、岡山中央病院( コウジン倶楽部) 支配人を経て、現在岡山市内のホテル関係のゼネラルマネージャ一として働いている。スポーツ全般を趣味とし、ゴルフ、ホウリングを楽しんでいる。
著書に「レーザー・ソード」「レーザー・ソード２」がある。