日本のブナ林を訪ねて Japanese beech forests

bunabayashi

日本のブナ林を訪ねて Japanese beech forests

定価(税込)
¥990
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¥990
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公開日2017.6.13
制作青山 忠道
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【内容紹介】

北海道渡島半島黒松内町歌才の北限のブナ林から、鹿児島県大隅半島の高隈山地にある南限のブナ林まで、日本各地に残された美しいブナ林に魅せられ、全国110カ所以上、延べ数で150カ所ほど訪れた。その間20年以上の記録を凝縮した写真集。
名水男池のある大分県黒岳のブナ林、四国愛媛県の石鎚山や高知県の瓶ヶ森林道の石を抱く新緑のブナ、徳島県の剣山見ノ越のブナ林。
秋田県乳頭山を訪れたときは、小雨が一日中降る日だったが、ブナの新緑の若葉と幹が雨に濡れ、感動の撮影日となった。
秋の撮影では、長野県小谷温泉鎌池、同奥裾花、青森県白神山地の白神ラインや十二湖、蔦七沼の森、秋田県二ツ森や十和田湖で、錦秋に彩られたブナ林に遭遇した。その後、冬の撮影では、山形県の月山、湯殿山の後、山形蔵王でロープウェイとリフトを乗り継ぎ、雪と樹氷で凍り付く厳寒のドッコ沼のブナ林を訪れた。
この他、全国のブナ林を廻り、その時々の一期一会の表情を捕らえ、また林内にあるその他の植物や生物も含めて紹介。
日本のブナ林は、樹種の構成から大きく分けて、日本海側型のブナ林(葉は大きく、林床にエゾユズリハ、オオバクロモジやチシマサザ等がある)と太平洋側型のブナ林(葉は比較的小さく、林床にクロモジやスズタケ等がある)とその両方の樹種が混生するブナ林とに分けられる。
これらの美しいブナ林が、悠久に続くことを願う。(はじめにより)
*ブナの写真の他、カタクリ、ショウジョウバカマ、タムシバ、ホオノキ等の花やキノコ、チョウ、モリアオガエル、イモリ等の写真もある。

【著者紹介】

埼玉県生まれ
1978年 埼玉県周辺や日本の自然を撮り始める
1985年 日光の自然を撮り始める
1988年 個展「四季日光―季節の中にたたずんで」浦和市民ギャラリー
1990年 写真集「流韻」日光の流れを出版・Bee Books(光村印刷)
1992年 NHK趣味百科のタイトルバック(TV)やテキスト等に写真を提供
1993年 個展「四季日光―出逢いの日々・望」ドイフォトプラザ渋谷
1995年 日本のブナ林や滝等を撮り始める
2000年 雑誌“サライ”小学館で「特集ブナの森を歩く」を担当する(〜2001年)
2003年 日本楽名山(共著 小学館)
2005年 写真集「光と花の日光 ―日光国立公園の自然」を出版(下野新聞社)
2006年 絵葉書「光と花の日光 その1」と「同 その2」を出版(風光社)
2013年 時空工房で写真をアップする
2015年 ビエンナーレ展(於スペイン)に出品する
日本写真作家協会会員

 

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