海が教える人類の危機

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海が教える人類の危機

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¥700
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¥700
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公開日2016.2.2
制作原口策真
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【内容紹介】

第6回無料出版キャンペーン アマゾン登録販売賞受賞作

いま地球上で起きている人類の未来を大きく変えるような変化は、ほとんどすべて人類の活動に起因しています。その兆候がもっとも顕著に現れているのが、生命の起源であり地球表面の約7割を占める海です。
海はこれまで、私たち人類に多くの恵みを与えてきましたが、乱獲などによって、漁業資源は減り続け、貴重な資源を投入する養殖に頼らざるを得なくなってしましました。また、便利な生活を追い求めて技術開発されたプラスチックは、大量に海に流れ出して汚染し、不可逆的な環境破壊を起こしつつあります。
長大な時間をかけて変成した化石燃料は、大量使用後わずか200年あまりで深刻な地球温暖化を引き起こす主因となりましたが、これも海と密接な関わりがあります。海はこれまで二酸化炭素の重要な吸収源となってきましたが、それにも限界がみえてきました。そしてこれからいよいよ海からの逆襲(災害等)が本格化します。
このように人類滅亡の危機が現実化する恐がありながら、海を舞台に領土や領海、資源をめぐる外交的、軍事的な争いが活発化しています。
世界がグローバル化するなかで、各国の協調が求められる問題が山積しているにもかかわらず、国益を優先し、あるいは自国のイデオロギーを主張する国が横行して、国際情勢はますます混迷の度を高めています。
このままでは、人類は自らの手でその未来に終止符を打つ結果となりかねません。いまを生きる私たちは、人類存続のために大きな岐路に立っており、新たな価値観を創造し、経済成長重視の生き方からの大きな転換を図ることが求められています。
そのためには、いま実際に起きていることを正しく理解したうえで、このまま突き進めば何が起こるのかを推測することが必要です。
本書がそのきっかけのひとつとなればと思い、執筆しました。(はじめにより、抜粋)

【著者紹介】
原口策真(はらぐち さくま)
防衛大学校卒業後、海上自衛隊幹部として勤務。その後30 歳で民間企業に転職。総合商社等を経て現在、環境プラントエンジニアリング企業に勤務。
環境問題研究家、環境カウンセラー( 事業部門)、ISO14001CEAR 登録審査員補、エコアクション21 審査人、KES・環境マネジメントシステム審査員、NPO 法人エコサポートTGAL 会員。

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