かがやく四大名作アニメ・愛する映画

内容紹介

時代を経て今なお輝き続ける不朽の名作TVアニメ「アルプスの少女ハイジ」「フランダースの犬」「母をたずねて三千里」「赤毛のアン」。
そして著者が愛してやまないクラシック・シネマの世界をオリジナルコラボさせて熱烈に語ったエッセイ。読むと､アニメをご覧になったことのある人は、作品中のシーンや映像が走馬燈のように頭に浮かび、心地よき興奮に包まれる。著作権上、素っ気ない仕上がりながら、著者のアニメと映画への熱意がひしひしと伝わってくる。
また著者が憧れの俳優の愛称と、幼少時代の面影が「三千里」のマルコに似ていたことからそれをペンネームにしていることも面白い。
アニメファンはもちろん、古い洋画にも興味がある方も楽しめ、作者ならではのマニアックな話題、各作品における声優の話、一昔前のジブリ関係の話題などおもしろどころ満載の作品だ。
＊高畑勲監督（82歳）は、真に惜しくも2018年４月５日、肺がんにより永眠されました。本作は旧作ながら、ファンの皆様へ向けて、高畑監督への追悼、愛着という意味でお楽しみ頂けると光栄でございます。（2018年4月）

著者の想い

僕個人にとって、アニメ、特に世界名作劇場の多くの作品とジブリアニメ、映画は“歓び”であり、人間性を授けてくれる上で正に“天からの贈り物”でした。
そんな、一人でも多くの同様な境遇の方々と本作品を分かち合えたら、この上なき幸福の至りであり、心より感謝致します。

著者紹介

COOP・マルコ 1972年石川県生まれ。