中国怪奇小説集 捜神記(六朝)
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公開日 | 2006.05.11 |
制作 | 岡本綺堂 |
バージョン |
内容紹介
首の飛ぶ女 秦の時代、南方に落頭民という人種があった。その女の首がよく飛ぶのである。夜中に首が胴体から離れ、窓の外に飛び出していく。首のない胴体に触ってみると、いつもより少し冷たい。そこで胴体に衣をかけておくと、首は戻ってきても胴に戻ることができないのでひどく苦しみ、しまいには死んでしまうという。
著者について
1872年東京生まれ。イギリス公使館に勤めていた元徳川家御家人、敬之助の長男。1890年東京府立一中卒業後、東京日日新聞入社。以来、中央新聞社、絵入日報社など、24年間を新聞記者として過ごしながら作品を発表し、新歌舞伎を代表する劇作家となり、「綺堂物」といった言葉も生まれた。探偵物、スリラー物を得意とし、生涯に196篇の戯曲を残す。なかでも岡っ引捕り物小説「半七捕物帳」が著名だが、これはシャーロック・ホームズの影響を受けて書いたとされる。
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